「シミ取りレーザーを希望したのに、断られた」——岐阜で肝斑にお悩みの方から、よくうかがう話です。
断られたのは、そのシミに合う照射ではなかったからです。肝斑に強い出力のレーザーを当てると、かえって色が濃くなることがあるためです。肝斑には、肝斑に適した進め方があります。
銀座美容クリニック岐阜院(名鉄岐阜駅から徒歩約2分)は、シミ治療に特化した美容皮膚科です。このページでは、肝斑の見分け方・当院での進め方・料金・セルフケアまでご説明します。
この記事でわかること
- 肝斑の特徴と、ほかのシミとの見分け方
- なぜ肝斑にスポット照射を行わないのか
- 当院の進め方(内服を先行させ、状態を見ながらKOトーニングを組み合わせる)
- 回数・期間の目安と料金
- 治療と同じくらい大事な、摩擦を避けるセルフケア
肝斑とは
肝斑は、左右対称に、輪郭のぼやけた薄茶色が広がるタイプのシミです。頬骨のあたりに出ることが多く、額・口のまわり・鼻の下に見られることもあります。
肝斑は30〜50代の女性に多くみられ、妊娠・出産などをきっかけに現れることがあります。ホルモンバランスの変化が関わっていると考えられています。男性に生じることもありますが、女性と比べると少ない傾向です。
肝斑ができる要因
- ホルモンバランスの変化:妊娠・出産・ピルの服用・更年期などが関わるとされています
- 摩擦:洗顔やクレンジングでこする習慣、タオルでゴシゴシ拭くこと
- 紫外線:既にある肝斑を濃くする要因になります
- ストレス・睡眠不足など、生活面の影響を指摘する報告もあります
とくに摩擦は、ご自身では気づきにくい要因です。「シミを薄くしたくて念入りに洗顔している」ことが、かえって濃くしている場合があります。
ほかのシミとの見分け方
肝斑は、老人性色素斑やADMと見た目が似ていることがあります。この見極めを外すと、治療の方向がまるごと変わってしまいます。
| 肝斑 | 老人性色素斑 | ADM | |
|---|---|---|---|
| 色 | 薄い茶色 | はっきりした茶色 | 灰青色〜褐色 |
| 輪郭 | ぼやけている | はっきりしている | ややぼやける |
| 左右差 | 左右対称に出やすい | 左右バラバラ | 左右対称のことが多い |
| 出やすい場所 | 頬骨・額・口まわり | 頬・こめかみ・手の甲 | 頬骨・鼻まわり・額 |
| 深さ | 比較的浅い層 | 浅い層 | 皮膚の深い層 |
| 強い出力の照射 | 避ける | 適していることが多い | 方針が異なる |
とくに肝斑とADMは鑑別が難しいとされています。両者が混在していることもあります。「何のシミなのか」を見極めるところから治療が始まります。
当院では初診時に視診で診断し、肝斑が疑われる場合はVISIAによる肌解析(無料)も参考にしながら評価します。なお、ダーモスコピー(拡大鏡)による検査は行っておりません。
なぜ肝斑にスポット照射を行わないのか
濃い老人性色素斑には、シミ1つずつに強いエネルギーを当てるスポット照射が適していることが多くあります。しかし肝斑に同じことをすると、かえって色が濃くなることがあります。
肝斑の部位では色素をつくる細胞が刺激に敏感な状態にあり、強い熱が加わるとその刺激自体が引き金になって、さらに色素がつくられてしまうと考えられているためです。
当院では、肝斑が疑われる場合、KOスポット照射は原則として行いません。「レーザーを断られた」という経験の背景には、こうした判断があります。
断ることが目的ではありません。肝斑には、内服・外用を軸に、状態を見ながら弱いエネルギーを面で当てるトーニングを組み合わせるという進め方があります。
当院の肝斑治療
当院の肝斑治療は、内服治療を先行させることを重視しています。そのうえで、肌の状態を確認しながらKOトーニングを組み合わせていきます。
1. まず内服治療から始めます
肝斑治療では、トラネキサム酸を基本的に継続して内服していただく方針です。照射よりも先に、まず内服から始めることを重視しています。
「2年間内服したあとに休薬期間を設ける」という方針の施設もありますが、当院では患者さまの状態やリスクを確認しながら、必要に応じて継続していただいています。症状が落ち着いたあとも、再燃を抑える目的で内服を続けていただくことがあります。
| 薬剤 | 料金(税込) |
|---|---|
| トラネキサム酸(1ヶ月分) | 3,800円 |
| シナール(1ヶ月分) | 2,800円 |
| ユベラ(1ヶ月分) | 2,800円 |
| グルタチオン(1ヶ月分) | 3,480円 |
| 美白内服セット(シナール・ユベラ・トラネキサム酸/1ヶ月分) | 8,800円 |
| ナノHQクリームEX(ハイドロキノン4%/外用) | 2,310円 |
※ すべて自由診療(健康保険適用外)です。※ 服用中のお薬・既往歴によっては処方できない場合があります。※ 妊娠中・授乳中の方には処方できません。※ 効果には個人差があります。
2. 状態を見ながらKOトーニングを組み合わせます
KOレーザーは、Qスイッチレーザーをマルチパルス(複数の細かいパルスに分けて)照射する方式の機器です。トーニングモードでは、弱めのエネルギーを顔全体に繰り返し照射します。
強い刺激を避けながら、少しずつ回数を重ねていく進め方です。回数の目安は5〜10回で、1回で大きく変わるものではありません。
ダウンタイムはほとんどなく、当日からメイクをしていただけることが多い施術です。
ここは誤解されやすい点なのですが、「KOトーニングだけで肝斑を治す」という位置づけではありません。肝斑がある方にも、状態を見ながら使用できる施術の一つ、という考え方です。軸はあくまで内服治療にあります。
3. 通院の間隔と、通い終わるまでの期間
| 通院間隔 | 3〜4週間おき(基本的に月1回程度) |
| 5回コースの期間 | 順調に通院された場合で約5ヶ月。ご予定なども考慮すると5〜6ヶ月程度が目安 |
| 照射時間 | 15分以内 |
| 来院からお帰りまで | 施術のみ:30分程度/診察・カウンセリングを含む場合:1時間程度 |
照射自体は15分以内で終わりますので、お仕事帰りやお出かけのついでにも通っていただけます。ダウンタイムがほとんどないため、そのままご予定を続けられる方が多い施術です。
肌全体を整えてから、必要な部位に絞る
肝斑と老人性色素斑が混在している方もいらっしゃいます。その場合、まずトーニングや内服で肌全体の状態を整え、そのうえで残った濃いシミに絞ってスポット照射を行うという順番をおすすめしています。
いきなりスポット照射から入ると、肝斑の悪化や炎症後色素沈着(戻りジミ)が起きたときに、かえって長く悩むことになるためです。
治療と同じくらい大事な、日々のケア
肝斑は、生活のなかの刺激に反応しやすいシミです。通院と同じくらい、日々のケアが結果を左右します。
1. 摩擦を避ける
- 洗顔料はしっかり泡立て、肌をこすらず泡をのせるように洗う
- クレンジングの際も強くこすらない。メイクを落とすときの摩擦をできるだけ減らす
- タオルでゴシゴシこすらない(押さえるように水分を取る)
- 顔のマッサージや強いパッティングは避ける
クレンジングについては、特定の種類を一律に指定するというより、「メイクをきちんと落とせること」を前提に、こすらず摩擦を少なく落とせるものを選ぶことを重視しています。拭き取りタイプは摩擦が大きくなりやすいため、避けていただく方向でご案内しています。
あわせてお伝えしているのが、ベースメイクそのものを薄くするという考え方です。濃いファンデーションを日常的に使うと、それを落とすために強いクレンジングが必要になり、結果として摩擦が増えてしまいます。「落とす負担を減らす」ところから見直すことも、肝斑のスキンケアでは大切です。
2. 紫外線対策を続ける
日焼け止めは、季節を問わず毎日。曇りの日や屋内でも紫外線は届きます。帽子・日傘の併用も有効です。
3. 焦らず続ける
肝斑は、1回で大きく変わる種類のシミではありません。数ヶ月単位で取り組むものとご理解いただいたうえで始めていただくのが、いちばん納得のいく形だと考えています。
施術の流れ
- ご予約:初めての方は無料カウンセリングのご予約をお取りください(2回目以降の方は施術のご予約)。LINE・お電話でも承ります。
- カウンセリング・診察:医師が初診から施術まで一貫して担当します。治療前にVISIAによる肌解析を行い、肝斑やシミの状態を確認したうえで治療方針を決めます。VISIAによる肌解析・カウンセリング料・初診料は、いずれも無料です。
- 洗顔:メイクをオフします。
- KOトーニングの照射:顔全体に照射します。麻酔は原則不要です。
- アフターケアのご説明:日焼け止めと摩擦を避けるケアについてご案内します。
施術後は再診料無料で経過のご相談を承っています。ご不安があるときは24時間LINEでもご相談いただけます。
リスク・副作用/受けられない方
主なリスク・副作用
- 軽度の赤み
- 腫れ・痒み・乾燥
- 一時的な色素沈着
- まれに白斑(色素脱失)
- 高出力での照射による肝斑の悪化(当院では肝斑が疑われる場合、スポット照射は原則行いません)
- まれに熱傷・水ぶくれ
受けられない方・慎重に判断する方
- 日焼け直後の方
- 妊娠中・授乳中の方(トラネキサム酸などの内服も処方できません)
- 光線過敏症のある方
- 患部に炎症・感染がある方
- 18歳未満の方(保護者の同伴と同意書が必要です)
- 治療中のご病気・服用中のお薬がある方(内容により判断します)
【KOレーザーの承認状況について】
当院で使用しているKOレーザーは、日本国内で開発・企画・仕様設計(K.O.tech)を行い、海外の製造施設で製造されている医療機器です。日本国内では薬機法上の承認を受けていない未承認医療機器であり、医師による個人輸入の形で導入しています。米国FDA・欧州CE等、諸外国の公的機関の承認は受けておらず、現時点で本機器固有の重大なリスクの報告はありません。国内には、同一・類似の波長(1064nm/532nm等)および技術を用いた承認機器として「ピコウェイ(PicoWay)」「エンライトン(enlighten)」などがあります。なお、K.O.techは国内で第一種医療機器製造販売業許可および医療機器製造業登録を取得していますが、これは事業者に対する許可・登録であり、機器そのものの承認を意味するものではありません。個人輸入により入手した医療機器は、国内の副作用被害救済制度の対象外となります。
料金
すべて税込・自由診療(健康保険適用外)です。
| KOトーニング | 料金(税込) |
|---|---|
| 1回 | 22,800円 |
| 5回 | 99,800円 |
| 10回 | 179,800円 |
KOトーニングは麻酔が原則不要のため、施術料金以外の費用はかかりません。カウンセリング料・初診料・再診料も無料です。
内服を併用する場合の目安
KOトーニング5回コース 99,800円 + 美白内服セット(1ヶ月分)8,800円
= 108,600円(税込)から
- お支払いは現金・クレジットカード(VISA/MasterCard/JCB/AMEX/Diners)・医療ローンをご利用いただけます。
- 当日キャンセルは8,800円を申し受けます。前日までのご連絡は無料です。
よくあるご質問
他院でレーザーを断られました。当院では受けられますか?
肝斑が理由で断られたケースであれば、KOトーニングをご提案できる場合があります。ただし診察のうえで適さないと判断した場合は、施術をお受けできないこともあります。まずはカウンセリング(無料)でご相談ください。
肝斑は何回くらいで変化が分かりますか?
KOトーニングは5〜10回が目安です。3〜4週間おき(月1回程度)に通っていただくため、5回で5〜6ヶ月程度かかります。1回で大きく変わる種類のシミではありません。また、当院ではトーニング単独ではなく内服治療を軸に組み立てます。変化の出方には個人差があります。
どのくらいの間隔で通うことになりますか?
3〜4週間おき、基本的に月1回程度を目安としています。5回コースの場合、順調に通院された場合で約5ヶ月、ご予定なども考慮すると5〜6ヶ月程度が目安です。
1回の施術にどのくらい時間がかかりますか?
照射自体は15分以内です。施術のみの場合、来院からお帰りまで30分程度が目安になります。診察やカウンセリングを含む場合は1時間程度をみていただくことがあります。
内服はいつまで続けるのですか?
肝斑治療では、トラネキサム酸を基本的に継続して内服していただく方針です。「2年間内服したあとに休薬期間を設ける」という方針の施設もありますが、当院では患者さまの状態やリスクを確認しながら、必要に応じて継続していただいています。症状が落ち着いたあとも、再燃を抑える目的で内服を続けていただくことがあります。
肝斑かどうか、自分で見分けられますか?
左右対称に、輪郭のぼやけた薄茶色が広がるのが特徴とされていますが、ADMとの鑑別は医師でも難しいことがあります。老人性色素斑と混在していることもあります。自己判断で市販薬を使い続けるより、一度診察を受けられることをおすすめします。
市販の美白化粧品では薄くなりませんか?
外用で変化が出やすいのは、主に肝斑と炎症後色素沈着とされています。つまり肝斑は、外用が届きやすいタイプではあります。ただし摩擦を伴うケアを続けていると、かえって濃くなることがあります。塗り方も含めてご相談ください。
トラネキサム酸は市販のものでもいいですか?
市販の内服薬もありますが、量や併用の可否は体質・服用中のお薬によって変わります。当院では診察のうえで処方しています(1ヶ月分3,800円・税込)。妊娠中・授乳中の方には処方できません。
肝斑は治療をやめたら戻りますか?
肝斑はホルモンバランスや摩擦・紫外線の影響を受けやすいため、生活のなかの要因が続いていると再び濃くなることがあります。治療後も、摩擦を避けるケアと紫外線対策を続けていただくことが大切です。
肝斑とシミが両方あります。どう進めますか?
まずトーニングや内服で肌全体の状態を整え、そのうえで残った濃いシミに絞ってスポット照射を行う順番をおすすめしています。いきなりスポット照射から入ると、肝斑の悪化や戻りジミにつながる可能性があるためです。
肝斑治療に保険は使えますか?
当院の施術はすべて自由診療(健康保険適用外)です。費用は全額自己負担となります。
岐阜で肝斑にお悩みの方へ
| 住所 | 〒500-8175 岐阜県岐阜市長住町2丁目1 こんぱるビル 4F |
| アクセス | 名鉄岐阜駅から徒歩約2分/JR岐阜駅から徒歩約5分 |
| 診療時間 | 平日 10:00〜23:00(18:30以降は深夜診療・前日までのご予約) 土日 10:00〜18:30(不定休) 深夜診療のご案内 |
| 提携駐車場 | 名鉄協商 岐阜第2/名鉄岐阜駅北/名鉄岐阜駅北第2(60分無料または3時間まで無料) |
「これは肝斑なのか」「レーザーを当てていいシミなのか」——判断が難しいところから、ご相談ください。カウンセリングは無料です。医師が初診から施術まで一貫して担当いたします。
ご相談・ご予約はこちら
初めてご来院の方は、まず無料カウンセリングをご予約ください。
医師が診察のうえ施術をご提案します。施術内容やご予約状況により、当日の施術も可能です。
カウンセリング料・初診料はかかりません。ご希望の施術は予約後の問診票にご記入いただけます。
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監修:銀座美容クリニック 岐阜院 院長 若尾 文太 医師(岐阜大学医学部 卒業)
※ 本ページに記載の施術はすべて自由診療(健康保険適用外)です。
※ 効果・変化の出方・必要な回数には個人差があります。
※ 主なリスク・副作用:軽度の赤み・腫れ・痒み・乾燥・一時的な色素沈着・まれに白斑(色素脱失)・高出力での照射による肝斑の悪化・まれに熱傷・水ぶくれ。
※ 記載の料金はすべて税込です。

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